子供の心をひらく方法?A

子供が何かを話しかけてくる時は「私を見て/私を理解して」のサインです。

そしてその大半はとてもとても大人の視点からしてみれば「超どうでも良い話」です。

しかしながら、この「超どうでも良い話」は後々に人生の分岐点となる「将来」を大きく左右する「きっかけ」となることが少なくありません。

進学や就職、そのスポーツを極める、どれを選ぶにしても、このささいな問いかけにいろいろな思いが押されています。

海外の有名なテニスコーチは必ずと言っていいほど話の7割以上が雑談、いわゆるよもや話です。

残りの2割、3割の「真剣な話」をより深く伝えるためのスパイスとなります。
また、その人の世界観や考え方、今置かれている環境、今まで歩んできた道のりを理解することができます。

子供たちの、そういった問いかけは、大人たちに強制された「形式的な挨拶」よりも大切で、むしろ彼ら/彼女らにとっての心のこもった「挨拶」となります。

「おはよう」と言われれば「おはよう/おはようございます」などと挨拶を返すのと同じく、子供たちが「ねぇねぇコーチ聞いてよ!!」と開口一番に歩み寄ってきた時はしっかりとウィットに聞いた返しを心がけていく必要があります。

もちろん大人はやることがたくさんあって、その時にうまく対応してあげられなかったとしても、その言葉を気に留めながら、「あ、少し通しちゃったな」と思ったら、その日のうちにその会話に対して返答をすることが、子供たちにとって「私を見てくれている」と認識させる大きなサインになります。


毎回会話を積み重ねていくと、その子たちのパーソナリティーや心の奥底に潜んでいる「悩みや、なりたい自分」を垣間見ることができます。

おどけたり、砕けてみたり、冗談交じりに会話ができると言う事は、その子の「素の姿」を見てあげることになります。

心を開いてくれれば、親や指導者の「エゴ」に洗脳された、または取り付かれた本人の意思とは違うところに歩みを向けることを避けることができます。

18歳や20歳位になって「こんなはずじゃなかった」という風に親のせいにしたりすることもなくなると思います。

「自分の意思」で決めた事はどんなに長なくても「自覚」が芽生えます。

コミニケーションをとって「志」を高くすることで本人が目指すべき道標を自分自身で見つけていくことだと思います。

もちろん、目標や目的が変わることもあるでしょう。

しかしながら、真剣に歩み続けることこそが人間としての本質であり、人生における「生きがい」なのだと思います。

今日も1日、「一見どうでもよく見える会話」を大切にしていきたいと思います。

特に思春期側の子供たちが牧野コーチに向かって自分のように「マッキー、まっきー」と注文のように唱えるのは町を簡略化した、超短縮化した子供たちの心の中の質問なのかもしれません。

聞き上手な石田コーチやしんコーチ、比較的歳の近い下川選手や、飯島コーチ、十人十色なパーソナリティーで子供たちのお悩みを解決しテニスを通じて人生を豊かにしていきたいと思います。


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テニスのための読書②40歳から伸びる人、40歳から止まる人
https://youtu.be/cw_LwqHvoVg
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