子供が欲しい返答と否定されたくない心理

レッスン時のジュニア達がコーチに話しかける言葉の8割は学校の事、心を開くとゲームやアニメの話。

コーチも大人=親同様の種族と初めは思っているので勉強の妨げとなるゲームやアニメの話題は必ずと言っていいほど振ってきません。(笑)

その中で良くあるの学校の先生の話。
好きとか嫌いとかから始まりなかには納得させられる理由を述べる子もしばし。

先日は「寝てたら怒られた」と発言。
先生に「何で寝るの!」と叱られたのに対して、「つまらないから、眠くなった」と言われたようです。(笑)
勿論、居眠りは良くないですが、つまらないから眠っちゃうのは大人になっても会社の会議などでもあるので100%間違ってる?とは言い切れない。
特に相談?質問?話を投げかけられたコーチは優等生ではなかったようなので。

子供が欲しいのは【共感】、但し、居眠りは悪いとわかっている様子なので何かを期待している感じ。

担当コーチは
「眠くならない先生もいるんだよね?」

生徒👨‍🎓
「うん」

コーチ
「コーチ達はつまらなかったら他のスクールに生徒が行っちゃうからなぁ。その点、先生は生徒居なくならないから良いよね、笑」
「塾の先生もしていたけど、塾もつまらなかったら辞められて他に行かれちゃうしなぁ。」

生徒
「(そうなんだ)💡」

やけにすっきりした様子。笑

居眠りは行けないと理解もしていたけど、心の何処かに腑に落ちない何かがあったのでしょうね。

自分を俯瞰する事で考える力を磨いた様子。

元々、学校制度って明治5年の学制から全く変わってないんです。
つまり、産めよ増やせよ富国強兵の時代の思想のままなんです。

 戦争をしない国になったのに、戦争をする国の頃の法律のままなのです。

別の子が短期で海外留学に行った子が驚いていたのは渡航先の学校では先生の一方的な説明がなく、プレゼンが多く、自分の意見を発表することが殆どだと言ってました。

実は海外のテニスアカデミーも同じです。
ベルトコンベア式にコーチのレッスンを受けるのではなく、選手とコーチのコミュニケーションは「Hi!! Hellow!!」から始まり「調子どう?」とか「ぐっすり眠れた?」などから始まります。
レッスンしていても「このメニューどんな意味あるの?」とか「僕、このメニューやりたくなあんだけど」とか「これってこうするのかな?」とかコミュニケーションが大切になります。

子供は大人になる過程で大人の真似をしたり、考え方を知りたがったり、叱られたりして成長していきます。
大人だって完璧ではありません。
また、本能的に何も知らない(経験値的に)ので【感性】とか【感覚】などが優れています。
汚れてないってことですね、笑

故に求める返答を否定せずに伝えるのが大切なのかな?と感じる毎日ですね。

本日も本能のままにレッスンが繰り広げられました、ラケットヘッドの動かし方、加速のさせ方をひたすらおこないました。

やはり、テニスの習熟度とこの関係は切り離せない練習メニューになりそうですね。

本音でぶつかり合ったいつにも増して有意義な1日でした❣️

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