少し前のお話ですが、テニス雑誌で伊達さんが、日本人有望選手と練習した際に苦言を呈していた事を思い出しました。
彼女は30分、1時間前から練習場にきてアップしているのに対して、練習相手の子がギリギリにきて、全く体が動かず、開始からしばらくは、しっかり練習ができなかったとの事でした。
さらに昔、世界ナンバー1のレイトンヒューイット選手のジュニア時代に同世代のエリートメンバー達と遠征をしていた時のお話です。
遠征スケジュールが急に変わって移動するぞ!となった時に彼以外の選手は部屋にウエアーなどの荷物がぶちまけられていてなかなか片付かない模様、一方、ヒューイット選手は直ぐにでも出発できる準備ができていたとか。
用意周到!準備万端!転ばぬ先の杖!
偉大な選手や強くなる選手には必ずと言って良いほどしっかり行動しているのですね。
さて、インフルエンザが流行り、年末の疲れで体調を崩す方も少なくないと思います。
よく細胞の入れ替わりなどを考慮すると2ヶ月前あたりの不摂生が今の体の状態にあると言われています。
突き詰めていけば、野口英世の1番の功績だと言われている【万病の元は血流不全にある】
この言葉に尽きます。
温めるのは血行を良くするため!
揉んだり、電気を当てたり、お風呂につかったり、岩盤浴や陶盤浴、サウナなどもこの限りです。
交代浴などは温めることと冷やすことを交互に繰り返すことで血管の収縮を促進して血流を良くします。
また、血液が薄くてもいけません。
キチンと良いものを食べて(できれば規則正しく)栄養を摂らないと体の循環が悪くなります。
血液が酸素を取り込むことも大切です。
酸素カプセルや酸素ルームが競技者の間で注目され続けるのも理解できます。
体に関しては【準備】がテニス以上に大切になってきます。
体が効率良く動かなければテニスもできませんからね。笑
先ず
→→→血液の質を上げるために良いものを食べる
そして
→→→血流を良くするために温める(時には冷やす)
さらに
→→→筋トレ、ストレッチ、岩盤浴、酸素カプセルや交代浴などで質を上げる
イチロー選手の朝カレーなどに始まるルーティンは有名な話ですが、他の一流アスリートにも必ずそういった正の循環があるはずです。
積極的な休息も大切です。
体調が良くないから休むのではなく、もっとやりたいけど明日のために今日は休む!
高いレベルになればなるほど、高いレベルを目指せば目指すほど、奥が深く、そして難しい選択だと思います。