アドバイスの役割とテニス上達の「キモ」(肝)

半年くらい前に【サーブの足】についてアドバイスした事を覚えていてくれたピーチ姫っ!

打球後に右足の靴底を後ろに蹴る!と言ったものでした。

途端に球の当たりが厚くなったのはこうしたアドバイスを深く掘り下げて淡々と積み重ねていった結果なんだろうなぁと感動しました。

で、結局、そう言う方って聞かなきゃ教えてくれないんですよね、笑

上手く行かないと凹みやすい人は皆、数回、数ヶ月で錦織圭くんとか大坂なおみの片鱗が垣間見えるか?と思いがちなのだと思います。

人生のほぼ全てを賭しているわけですから。

ただコツコツする一般の人でもスポーツ苦手、肩こりを緩和するためにと初心者から始めた社会人の方でもコーチをぶっ飛ばすようなボールを打てるようになります。


1つを深く掘り下げる、例えば僕はテニス版茂野吾郎くんに(初心者で最短、インターハイレベルまでレベルをあげた)「何を始めに練習したの?」と聞くと。

「ちょん」って感覚です。


何だと思うと、インパクト時の当たる瞬間、ボールつきをする時に、「ポンポーン」ってスイートスポットに当たるその感覚です。

奇想天外、奇妙奇天烈な答えに唖然。

しかし、これを理解しようと答えを見つけようとしましたが、一向に分からず・・・泣

7年目となったつい最近、その真意が少し理解できてきました。

スイングありきのテニスなのですが、ジュニアを見ていてフォームがめちゃくちゃでも当たる瞬間の力強さを見ると、その片鱗が垣間見える事がわかりました。

形の前にインパクトの感覚があり!と言うことでしょう。

しかも、彼が言ったいたのは本当に10cm程度の距離から感じるものだと理解しました。


名アドバイスと言うものは存在しないと思います。
抽象的な言葉をどこまで深く理解しようと、そして飽くなき探究心と共に取り組んでいけるのか?と言う点に帰結することでしょう。

加筆するとすれば、料理と似ていて同じ材料でも「タイミング」が存在します。
素材が同じでも適材適所なアプローチがないと美味しさが半減したり何倍もの味になったりします。

名コーチと言われる方はそのタイミングが絶妙なのでしょうね!

本日もよろしくお願いします^_^