夜中のトイレを減らし深い睡眠をとる簡単な方法

最近、夜中のトイレの回数が増えてきました。30半ばを超えると個人差はありますが、睡眠の質もついつい低下してしまいがちなのではないでしょうか?私自身、夜中のトイレで、特にこの寒い季節3回ほど目が覚めてしまい、どうすればトイレを回避できるかを思案していました。

以前にもこれに似た話をしたかと思いますが、寝具にはこだわり、コーヒーを飲む時間もリミットを決め、寝る前のお風呂は長時間つかりすぎないようにと工夫を凝らしてきました。しかし、それでも夜中に目が覚める問題はなかなか解消できずにいました。

そんな時、「ある超簡単な方法」を思いつきました。それは「足湯」です。

寝る前に歯を磨くとき、なんとなく歯だけ磨いていてもずぼらな私は「めんどくさいなぁ」とどこかで思っているんでしょう。早く終わらせてしまう悪癖が幼少期から抜けきれずにいました。そんな時、歯を磨く間だけ、もう一度湯船に足をつけてみようと試みました。

歯を磨く時間はわずか数分ですが、その間に足を湯船につけるだけというシンプルな習慣が、こんなにも効果的だとは思いませんでした。特にこの寒い季節、足先が冷え切ってしまうことが原因で、眠りが浅くなったり夜中に目が覚めたりすることがあります。足湯を取り入れることで、足元がじんわりと温まり、体全体がリラックスモードへと切り替わるのを実感しました。

私が感じた効果のひとつは、夜中のトイレの回数が減ったことです。寒い季節、どうしても体が冷えると膀胱が刺激されやすくなり、トイレに行きたくなります。しかし、寝る前に足湯をすると、体がしっかり温まり、血流が良くなることで膀胱の過剰な反応が和らいだのではないかと思います。その結果、夜中に目が覚める回数が減り、ぐっすり眠れるようになったのです。

また、足湯をすると副交感神経が優位になるため、心が落ち着き、自然と眠りに入りやすくなる感覚も得られました。忙しい日々の中で、寝る直前まで何かを考えたり、スマホを見たりしていると、どうしても交感神経が活発になってしまい、寝つきが悪くなることがあります。しかし、足湯の温かさとお湯の柔らかい刺激が心を静め、自然とリラックスした状態で眠りにつくことができました。

さらに、足湯のもうひとつの嬉しい効果として、足のむくみが軽減したことも挙げられます。一日中立ちっぱなしや座りっぱなしでいると、足がむくんでしまうことがありますよね。それが足湯をするだけで驚くほどスッキリします。血流が改善され、老廃物が流れやすくなるためだと考えられます。これだけで次の日の足取りが軽く感じられるのは大きなメリットです。

私自身、これまでいろいろな方法を試してきましたが、どれも続けるのが難しかったり手間がかかったりして、挫折することがありました。しかし、足湯は「歯を磨く間だけ」とルールを決めたことで、無理なく習慣化することができています。わざわざ特別な時間を取らなくても、毎日の生活の中で自然に取り入れることができるのが、足湯の大きな魅力だと感じています。

もちろん、人それぞれで合う方法は異なると思いますが、この方法は本当にコストパフォーマンスが良く、手軽に試せるのでおすすめです。睡眠の快適さだけでなく、足のむくみの軽減やリラクゼーション効果も期待できるので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてください。