暖かい陽気の下でラケットを握り、ボールを打つ喜びは格別です。
特にこの季節から何か運動をと言う方は多いのではないでしょうか？
また、寒い中テニスを頑張っていた方はさらにテニス熱とテニス愛に拍車がかかることだと思います。
しかし、季節の変化に伴う体の変化を踏まえて適切な注意を払う必要があります。
今回はテニスコーチの視点から、春の季節に運動する際のポイントを考えてみたいと思います。
テニスは楽しい運動ですが、暖かくなる季節は汗をかく量も増えます。
プレー中にこまめに水分補給をすることで、体の水分バランスを保ち、熱中症などのリスクを減らすことができます。また、スポーツドリンクなどのエレクトロライトを摂取することで、体内のミネラルを補給し、パフォーマンスを維持することができます。
ポカリスエットやエネルゲン、H2Oが個人的にはおすすめです。
安いものもありますが浸透圧も体液に近いものがおすすめなので糖質過多にならないようにしたいものです。
暖かい季節になると、筋肉が柔らかくなりますが、急激な運動はパフォーマンスupと共にケガのリスクも伴う可能性があります。
テニスを始める前には、十分なウォームアップとストレッチを行いましょう。
コンプレッション素材や筋肉をサポートしてくれるインナーもありますのでその時の体調やテニスの時間に応じて選ぶとなお良いでしょう！
ゆっくりと体をほぐし、関節を動かすことでもケガを防ぐことができます。
屋外でのテニスプレーは日焼けのリスクが高いですので、必要な人は日焼け止めや帽子、サングラスを着用し、肌を保護しましょう。
また、涼しい服装を選ぶことも重要です。
吸汗速乾性の高い服や通気性の良いシャツ、帽子などを着用することで、快適なプレーを楽しむことができます。
さらに、暖かくなる季節には、疲労が蓄積しやすくなります。
長時間のプレーの後は、十分な休息とリカバリーを取ることが重要です。
楽しくて夢中になって、気がつくとへろへろ…
シャワーにビール…気がついたらソファーで爆睡！も至福のひとときかと思いますが、体は疲れていますので、筋肉の修復や疲労回復に役立つストレッチやマッサージを行い、次のプレーに備えましょう。
プレー中に体の信号を見逃さないようにすることが楽しさや上達を持続する秘訣です！
暑さや疲労、めまいなどの症状が現れた場合は、すぐに休憩し、適切な対処を行いましょう。
無理をせず、自分の体の限界を理解し、安全にプレーを続けることが大切です。
バナナやアミノ酸、おにぎり、スポーツドリンクを休憩しながらこまめに摂ることをお勧めします。
テニスは楽しみながら健康を維持する素晴らしいスポーツです。
季節の変化に合わせて適切な対策を取りながら、共に安全にプレーを楽しみ上達しましょう。