子供たちの「嘘」の背後にある深い理由

おはようございます!

テニスコーチとして21年を過ごしてきました。

その中で、子供たちや大人たちとの接点は、テニスの練習だけでなく、心の内部に秘められた真実の部分にも及びます。

子供たちの行動や言葉の背後には、時として彼ら自身も気づかない真意が隠れていることを感じてきました。

子供たちが嘘をつく背後の理由は、実はとても奥深いものです。

レッスン中に話し込む事はなくても、さりげない会話で、いろいろな彼ら(彼女たち)の「本心」を垣間見ることがあります。

大きく分けると、2つの行動に分けることができると思います。

この1つ目と2つ目は特に多様化されて、精神年齢が確立化されていない現代においては、選択を間違えてしまうと、後々に大人が苦労することになりがちです。

ひとつめは親の忙しさや家族の関係してくる時、親が子供に向けることができる時間や関心が限られていると、子供たちは自分の存在を感じるための方法として、嘘を選ぶことがあるのかもしれません。

ふたつめは思春期と自立の欲求大きくなるにつれて、子供たちは自分の独自性やアイデンティティを模索します。この過程で、自分らしさを保つための嘘が生まれることもあるでしょう。


世の中には「うそも方便」などと言ったりもしますが、生きていくために必要な場合もあります。

しかし、この場合1つ目に該当した場合は、心の寂しさを埋めてあげなければなりません。

2つ目の場合は、ある程度の寛容さが必要になってきます。

何を求めているのか、どういったシグナルを発しているのか。

精神的な成熟は、一般的に18歳から20歳と言われています。

つまり、高校生の間までは、この「嘘」の行動心理を読み解く必要があるのではないでしょうか。


他人のことをとやかく言うのはエゴが生じるので好きではありませんが、些細な会話や心のメッセージを通じて、もし彼らが何かSOSを発しているのであればさりげなく、等身大のメッセージ返してあげることも必要なのだと思います。

いかんせん。こういう時は深刻そうになると言うよりも吐露されたような本音のごとくぼそっと相手の口から発せられます。

私たちの日常の中には、予期せぬ瞬間や出来事がたくさん隠れています。

ポジティブであるが、ゆえにネガティブに捉えてしまうこともあるかもしれません。

しかしながら、陽気の発するところ金石また透る!

去るべき時に備えて高いエフィカシーを持ち続けていきたいと思います。