新幹線の中での小さな出来事から見えてきた「当たり前」の価値

仕事での移動のため、新幹線に乗っていました。

ちょっと予定が変わって早く切り上がり、指定された時間よりも90分ほど早い時間帯に自由席を利用することに。

何気なく思いついた判断から、私は思わぬ教訓を得ることになるのです。

5号車から1号車まで、一つ一つの車両を通りながら空席を探しました。

しかし、驚いたことに多くの席には荷物が置かれていました。

それはまるで「ここに座るな」という暗黙のメッセージのようでした。

正直な話、その景色には少しイラッとしました。

でも、一歩立ち止まって考えると、私自身も他人事ではない。

どちらかと言うと、同じようなことをする傾向があると気付きました。

自分の行動を振り返りながら、思わぬところでの自己認識に驚きました。

とは言え、1人の高齢者近い方が律儀に荷物を足元に寄せている姿に出会い、その席に座らせていただくことができました。

彼の姿からは、当たり前と思われることでも、しっかりと実践する人がどれだけ少ないかを痛感しました。

私自身はどこかで「当たり前」を見失っているのではないか?

わかったつもりでできていないことに恥ずかしいと反省の気持ちとで一杯でした。

この小さな出来事から、心に誓いました。

自分自身も、日常の中で「当たり前」のマナーや行動を大切にしようと。

細部に神は宿ると言われるように、日々の生活の中での些細なことでも意識を持って取り組むことの大切さを感じました。

そんな中で、私の生活の一部であるテニスにも同じことが当てはまるのではないかと考えました。

テニスをする際にも、基本的なフォームや技術はもちろん大切ですが、その背後にある「心構え」や「姿勢」もまた重要です。

汝、初心を忘れず。

基本と基礎に真摯に向き合うこと。

それこそが、テニスの上達や楽しみ方においても実は一番大切なことなのではないでしょうか?

この日の新幹線の旅から得た教訓をは私にとって日常には、見落としがちな人として「当たり前」がたくさん散らばっていると言う事実が当たり前のように存在すると言うこと。


それを大切にし、日々を豊かに過ごすヒントがそこには隠されているのだと思います。

初心を忘れず、日々を新鮮な気持ちで過ごすこと。

それが、私の生活をより良いものにしてくれるのだと強く感じました。