元日本代表監督、岡田さんが選手の育成について興味深いことを言っていたので、よろしければご参考ください。
ふと、スペインに2週間ほどテニスの勉強で引率に行った頃を思い出しました。
もっと世界ナンバーワンのマラト・サフィン、サフィーナを育てたコーチとお話しさせていただいた事です。
動画の中で、岡田さんは本筋とは違いますが、Jrの育成について触れていました、その中で出てきたのがスペイン人のカリキュラムでした。
テニスとサッカーのそれは違う点もあるも思いますが、土地に根ざす文化や価値観などはなるほどと思わされるものでした。
4:00のあたりから話が始まり4:32あたりで一言スペイン人のコーチと話したことを伝えています。
スポーツ指導者でなければ、おそらくこんなところに着目する事はないと思うのですが、本筋ではないところに人のちょっとした本音が出ると僕は思います。
ちょうどその時であったコーチも同じようなことを言ってました。
世界ナンバーワンの選手を育てたコーチでも「彼はもっとやるべきことをしていれば、長い間ナンバーワンになれたし、すぐ落ちちゃったから残念だ…」的なジョークを交えて気さくに話してくれました。
日本と違うのは決して偉そうにしたり、威張ったりしないと言うこと…。
ちなみにマラト・サフィンは錦織圭が入っていたエリートクラスは門前払いされたようです…。
そしてそのアカデミーでは、ダニエル太郎選手が育った場所でもあります。
テニス大国、ヨーロッパで、とりわけ優秀な選手が多いスペインでは、この概念が根付いているのかもしれません。