できる研究者の論文生産術

大学の卒業論文以外は書いたことがない僕には買い物本かなと思いつつも、面白そうなタイトルなので購入しました。

タイトルの通り「論文の書き方」について言及されています。

まず書くことが1番大切だと言うこと、そのための時間を確保すると言う必要性を述べている点は何事においても共通して言えることだと感じました。

そして1番興味深かったのは、一意専心の気持ちは大切だが「楽しむ時間」をつぶしてまでやる必要性があるのかというところです。

研究者と言うと、どうしても家庭を顧みず、友人関係を断ちなつつ没頭をすると言うイメージが、少なくとも僕にはありました。


科学的に文章をかけない人たちの行動パターンや、言い訳などを他の文献から引用しているところも、興味の対象となりました。


少し自分自身がこのように文章を書くときの参考になるとも感じました。

あくまでblogは「感情」から書くようにしているので、論文とは少しテストが変わりますが、伝え方や書くタイミング、大切なものや省略すべきこと、あらゆるものがこの1冊にわかりやすく書かれていると思います。

何か文章を書きたい人は勿論ですがLINEやメールの文章打つのが苦手で克服したいと思っている方にも読みやすく応用ができる1冊だと思います。


論文を書くための考え方は通常のやり取りでも参考になる点はたくさんあります。
むしろ、論文でこのくらいの考え方であれば、通常の文章のやりとりはもっとこんな感じでいいかなと強く思えた点からも実践的な内容になっています。