壊れゆく世界の標!

初めに受けた衝撃は「頭が良い人しか理解できない」「世界の社会情勢に詳しくない人には何を言っているかわからない」と言うものでした。


ベースとなる高いレベルでの一般知識がなければ、完璧に理解することは難しいと感じました。
僕自身が勉強不足なのももちろんだと思います。

すごく口調が強く、日本語訳のものを読んでいますので、英語に直すととんでもない表現をしているのではないかと思わされるほどでした。

しかし、それだけ世界的な危機は深刻な問題となり、真摯に向き合う人たちがとても少ないと言う事実を突きつけられてるような気持ちになりました。


今までに起こった世界的な問題に対して論じられていますので、「こういう事実があったんだ」と言うことを学ぶことができます。


とにかく、自分が無知だと言うことと、いかに「日本国内だけの情報」しか知識がないのだと言うことも痛感しました。


いろいろな情報が手に入りやすくなった反面、フェイクニュースや偏向報道の取捨選択をする必要が今後の世代には優先的な自分で必要になってくるのではないでしょうか。

政治のためにニュースを捻じ曲げる、今はもはやコロナウィルスが発生した原因や地域がうやむやにされていますが、時間とともに、大義と事実だけが残ってしまうような未来にはしていてはいけないと感じさせられの1冊でした。

とても激しく訴えていますが、このくらいの熱量で伝えなければ腐りきった社会が変わらないのかもしれません。


テニスも変な癖が身に付いてしまうと、それを矯正するのに今まで積み上げてきた時間の何倍もの労力を要します。


マクロ的にも、ミクロ的にも、本質を追求する事は大切なのだと再認識させられました。

興味のある方は、ぜひ手に取って読んでみて下さい!