ブラッククローバーから学ぶ人生の歩み方

「友情、努力、勝利」を企業理念として、掲げる、少年ジャンプ!

子供の頃、誰もが「大人になっても、子供の時の気持ちは絶対に忘れない」と誓ったことが1度はあると思います。

そして、次第に、いろいろな「現実」を知ることで、この気持ちが薄れていくのが世の常だと思います。

そんなある日、「自分こそは絶対にそうはならない」と思っていたはずなのに、大人ぶっている自分に気づかされた事件がありました。


そんな時に何10歳も離れている子供たちと会話をしていく上で、彼らの気持ちを汲み取る上で、アニメを見るようになりました。
漫画だと時間を割いてしまいますが、アニメだと移動時間でも音楽のように聞くことさえもできます。

また、大人になってからアニメを見ると、いろいろな人生哲学を学ぶことができます。


そして今日はその中で人気漫画「ブラッククローバー」からへ学んだことを2つお伝えしたいと思います。


まず、主人公ともう1人の主人公「アスタとユノ」についてです。

捨て子だったこの2人はある時から、お互いをライバルだと感じて「魔法帝」目指して切磋琢磨します。

そして彼らはとても仲が悪く思われる一方で、お互いを強く意識しあって「認めて」います。


お互いを思いやる言葉は各々がたった1度のみ。
それ以外は、お互いに対する強いメッセージはありません。


人生生きてく上でいろいろな艱難辛苦に遭遇します。
その一方で、楽しいことも嬉しいこともあります。


でも、本当の心が通じ合っている仲間と言う頃には、お互いに対して常にまじまじと「褒め合う」事はありません。

真剣に想えば想うほど言葉と言うものは、繰り返し伝えてしまうと、陳腐なものになってしまい、美辞麗句となってしまうのでしょう。


お互いのことを確認し合うために言葉は必要なのかもしれませんが、思いを本当に遂げたいのであれば、たった1度の言葉を魂で感じることが必要なのでしょう。


認めているからこそ、確認作業は行わない。
これは〇〇大学に行きたい、〇〇大会で優勝したい、ついにはプロになりたいといった誓いにも共通していることだと思います。



もう一つは、彼らが初めて魔法帝と会ったときに「どうすれば魔法帝になれますか?」と尋ねた時に。

「実績さ!」と国民に慕われて人望もあり、いつも優しい彼が真顔でたった1度彼らに伝えました。

もちろん、それらのような人間性は必要だが、国を救ったと言う実績がなければ魔法帝にはなれないといった「現実」を続けています。


プロテニス選手であろうが、テニスコーチであろうが、YouTuberでもプロゲーマーでも、もし何かしら「なりたいもの」があるとします。

もちろん、目指す者によって、その難易度は変わってきますが、誰もが憧れるものであればあるほど、誰しもが認めるものであればあるほど、「なりたい」気持ちは大切ですが、結果として認められなければなることができないといった厳しさを伝えています。


アニメ自体とても面白いですし、もしお子さんが見ていてもただの娯楽漫画ではなく、結構、奥の深い作品だと思います。


特に最近の漫画は、僕のヒーローアカデミアもそうですが、普通に楽しくストリーを見ることができる上に、大人が見ても、その深さを考えさせられるほどの傑作だと思います。