多角化してひとつに結びつける

聖地巡礼なんて…ってとても馬鹿にしていましたが、今回は反省。。。

実は山口県って、宇部はエヴァンゲリオンの庵野秀明さんの生誕の地、萩は銀魂の主要キャラがモデルとなった「松下村塾」がある場所でした。

また萩市は総理大臣を6名?も輩出しているすごい土地で、世界遺産も多数あるようです。

そんなこんなで、色々な要素を満喫しながらも、とある一軒の温泉宿に宿泊させていただく機会に恵まれました。

実は改装中で、宿泊は受け付けてなかったらしいのですが理由を説明すると「おひとり様なら、宿泊スペースは通常の客間でなければご用意できます」と親切にも対応してくださいました。

山口宇部空港から10分程度のところで、少し遠くに行けば色んな名泉があるのですが、タイムスケジュールを考えると少し時間がもったいないと思い、近くで探し求めました。

親切にしていただきありがとうございました。

そしてとてもありがたい事に対応してくださった方が宿の代表だったため、色々と話に花が咲きました!

宿を運営しているお話を温泉宿と言っても今は経営するのも困難な時代、特に小さな宿では知名度も低く、コロナ禍では集客も遠のいているようでした。

カルチャースクールや障がいを持った方の就労支援、介護事業なども手がけていらっしゃるとのことでした。

改装後は今ではあまり耳にしなくなった「湯治」も始めようとされているとの事でした。


昔の「温泉」のあり方と今の「温泉」のあり方もテニス事業同様に変わってきているのだと思います。

どの事業も手広く手掛けている一方で最終的には巡り巡って「温泉」に帰結するのだと思います。

テニスの楽しさやサービスも「テニス」の本質を忘れない事は大切ですが、間口を広げる、その楽しさを多くの人に伝えるためには「多様性」を考える必要が今まで以上に必要になってきたのだと思います。


また何か「面白い(intresting)」発想を形にできないかと強く思った1日でした。

最後に僕1人のために温泉を掛け流していただきありがとうございました!