人生を「愉しい」と感じることができる。1番のもの。

志しの高い仲間たちに会えて、最近では10年、20年ぶりに過去に関わりのあった仲間と会う機会が増えるようになってきました。

テニスの業界は、正直「狭い、小さい、矮小」と言っていいほど偏っていると思います。

幸いにも一緒に仕事をしてくれているコーチたちはその限りではありません。

「すごいなぁ」とお客様の評価や平均参加率を見ても、高い数字がキープされているのに「まだまだです」と言い放ち飽くなき探究心を伝えてくれます。

最近、僕が学んだ事は…

①はじめての体験

②「ドキドキ」や「ワクワク」

③慣れ過ぎないと言う事


例えば、何か初めて挑戦しようとすると、緊張感とともに期待が生まれます。

そしてそれら脳に影響及ぼし体を新鮮な健康な状態に保つことができます。

ドキドキすることやワクワクすること、これもまた脳に良い刺激を与え、老化を防止するとともに若さを維持します。

なんとなく、日々を惰性で送ってしまう…「ルーティンワーク」とは違う。いわゆる「ダラダラする」といった生活を送ってしまうことです。

脳は「飽きやすい」と言う性質を持つ一方で「怠ける」といった性質を持っています。

狩猟民族の時代は良かったのですが、今は生きるか死ぬかといった事態に遭遇することがありません。
そのためどんどんどんどん心も体も腐敗していってしまいます。

目的を持たないニートや引きこもりのような状態です。

こういった内容の話を仲間たちと真剣にしていると一体何が1番人間の「人生の活力」になるのだろうと熟考してみました。


大学時代の後輩や、自分が幼い時にお世話になったお兄さん的な存在の人、いろいろな人生を歩んでいる人と会話したときに、それに気づくことができました。

つまり「プラスの情動」をどれだけ刹那的に感じることができるのかと言うことにあります。

子供の頃は、いろいろな誘惑があるとともに刺激があります。

多分我々大人になってからは「そんなことで…」と言ったように流してしまうようなことでさえ、キラキラ目を輝かせています。

自分自身の期待値は、自分自身の「愉しさ」として昇華されていくため、常に心の状態が健康で、このキラキラが強い人は、周りに仲間が集まってくるような状態を生み出します。

自分が生きていく上で、またレッスンを提供していく上で、説明が上手いコーチ、テニスが上手いコーチ、よくわからないけれども、テンションが高いコーチ…様々だと思います。

でもどれが良いと言われると、具体的に説明がつかない場合が多いと思います。

もちろん合う合わないで、好き嫌いの感情の揺れ動きはあると思いますが、結局のところどの「個性」を用いたとしても、「プラスの情動」、つまり「形而上学的」や「量子力学」的な要素がこれらを達成するのだと感じました。

趣味も興味も全く共通点のない他業種の仲間と会うことで、それでも「楽しく、愉しい」と感じる事は、つまりこういうことなのだと思います。

昭和の時代から容易に手に入らなかったものでさえ、当たり前のように令和の時代には存在しています。

これから先は「自分の楽しみと愉しみ」をいかに満喫していくかが人生の機微であり、醍醐味なのだと感じました。

日々精進。