才能は開花させるもの センスは磨くもの

ハイキュー!の有名な言葉ですね。

意外と才能に溢れた子がくすぶっていること、大人でもしばしいらっしゃいます。


たとえうまくいかなくても1番大切にしたいものは「ボールの質」です。

これだけは1番初めから最終的に強くなるまで、上達するまでに実は1番大切なものだったりします。

逆にこれがなければおそらく成長も安直なものに終わってしまうと思います。


「いつか必ず強くなるはず」と思ってもこれが満たされてなければ爆発的な成長は望めません。

これは世界に目を向けても例外ではありません。


ちょうど今、週1でレッスンに来てくれているジュニアの子がいて抜群の打球選手があります。

つまりボールの質が良い!

もちろん色々なコーチに教わっていたこともあるようなのでミスをすると失望感溢れる表情を見せてしまいます。

もちろん悔しい思いもあるでしょうが、大切なのは何がダメで何が良いのかと言う点を明確に伝えること。

週1で部活をやっていないなら、そりゃ感覚を鈍らせてしまいます。

だから本人には「いくらミスをしてもいいし、週1回ならこの球の質を磨いた方が良い」と伝えました。

すべての時間をかけることができないのであれば目的は明確に1つに絞った方が良いと感じたからです。

結局のところ5ヶ月目に入って(20回目位かな?)コートに入る確率が上がってきました。

本人は納得いっていない様子でしたが、少し良くなったと理解はし始めた様子でした。


本来の「センス」を磨き続けたからこその結果だと思います。

これからはこれを試合にどのように繋げていくか?がキーポイントになりますが一つずつ階段を登っていきたいと思います。

逆説的ではありましたが、この方法が1番だ再認識しました。

話はかなり逸れてしまいましたが(いつもの通り?)球質はかなり重要です。

一つ言われた事をとことんまで自分の中に落とし込むひたむきな真面目さ、正しい方向に理解しようとする頭の良さは開花した才能なのかも知れませんね。

質が高ければ限界はありません。
どのレッスンでもこの点をしっかりと楽しさを持ちながら徹底していきたいと思います。