本当のサービスとは

おかげさまでほぼ毎日朝から晩まで入っていたレッスンも信頼できる仲間が増えたことで以前よりも時間を取ることができるようになりました。


最近考えている事は「サービスの本質」についてです。

考えるよりも行動する方がオンタイムで理解ができ、修正もできるのでミーティングがてらスタッフト食事をしたり、介護に行き詰まった母親を連れ出して食事をしてみたり、仕事先でショッピングセンターに行ってみたり…。

どれが答えだと明確には決めかねますが、1つ大切な事は「一生懸命」または「一道懸命」であるかどうかと言うこと。

そしてこれが非常に難しい。

例えば丁寧すぎると気持ち悪かったり(おそらくその人の私生活はそういった言葉を使ったり考えないため違和感があるのでしょう)少しタメ口っぽくても好印象を持ったりします。一方で高級旅館やミシュランで星をもらうようなホテルでは洗練された丁寧な言葉が交わされます。この場合はスタッフ自体の教育が行き届いているため違和感がないのでしょう。


だからといってお客様の傍若無人ぶりや他の客様の意欲を低下させるようなサービスはご法度です。
ドレスコードのあるようなホテルではカジュアルな格好を丁寧な言葉で振る舞いを正しくしていても断られることでしょう。

常識のない客に対して「お客様は神様だ精神」を持つ必要はないでしょう。

一方で、良客と言われる人たちには誠心誠意尽くさなければなりません。

人の感じ方はそれぞれですのでサービスを提供する側が絶妙な「冥利」を感じなければなりません。

そして1つの結論にたどり着きました。
そのサービスの性質としての「デフォルト」を守りながら「自分らしさ」を賢明に判断して一生懸命または一道懸命に提供する志が大切なのだと。

朱に交われば赤くなる…
その赤色は神々しく異彩を放つものでなければなりません。

類は友を呼ぶ、媚びず、諂わず、されど誠心誠意、創意工夫に富んだサービスを良いスタッフ、良いお客様であることができるようにそれぞれの生き様を提供していきたいと思います。