紺碧の艦隊とテニス

第二次世界大戦の内容を「タラレバで書き換えた」お話しです。

「たられば」と言うと悪いイメージで捉えられますが、第二次世界大戦の真実を伝えつつ、日本を正しい方向へ導いていく話は共感を持てます。

また、独裁国家ドイツヒトラーの愚行は実際に当時の日本が行っていたものに酷似していることから戦時中の大日本帝国への批判的メタファー要素が盛り込まれているのだと思います。

戦争時代を知らない人たちが増えてきた今、こういうことが実際に起こったと言う事実を学ぶには良いお話かもしれません。

自分のやりたいことよりも国のために何ができるかと戦い抜く人間のドラマは少し熱いものを感じつつ、現代の恵まれた環境に感謝を覚えます。


1番興味深かったのは実際でも山本五十六さんの御命日が私自身の誕生日と一致していたことです。

これはちょっと嬉しかったです。

「言ってみて、やって聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ…」

テニス人としての覚悟と生き様をこの作品のように体現できればと思います。