カリスマコーチ

僕がニッケコルトンでお世話になっていた時に「この人とは絶対に競ってはいけない」と痛感したカリスマコーチ、石田さん。


ご縁というものは実に不思議なもので、当時はそこまで親近感を覚えていたもののコミニケーションをとっていませんでした。

このずうずうしい僕が「親しき仲にも礼儀あり」を実践した唯一の相手かもしれません。


多角的なスクール業務が増えたので本日は事務作業に追われながら彼のレッスンを勉強させてもらいました。

何が優れているか?
人柄はもとより、「テニスを伝えている」といった点にその秀逸さが垣間見えるのだと思います。

おそらく10あったら3は伝える僕に対して、100ある中の1を伝えると言う姿勢がやはり凄い。
そして決して強要しない。

たくさん教われば良いと言う考えもありますが、正直人間が処理できるものなんて1つの事位です。

他所のスクールにいて思ったこと…

とりあえず何かの呪文のごとくアドバイスを羅列する…

フリーのコーチとして多くの方のプライベートレッスンをさせていただいたこともありましたが、「なぜそれが初めに来る?」と言った経験が少なくありませんでした。

1番大切な時に1番必要なものを伝える。
これが1番コーチングで大切なことです。

変な癖がつけば直すのに10倍以上時間を要します、変な思考が身に付けば正しく理解するためにはその倍以上の時間を要します。


今回はダブルスのポジショニングについてでした。


頭で理解させながら体で覚えてもらう。


きちんと理解ができれば、実はかなり上達するのだろうと感じます。


前職のテニススクールでは彼に心酔しているお客様をたくさん目の当たりにしてきました。


尊敬しつつも、私の持ち味は別のところで惜しみなく能力を発揮しようと、真剣に感じた90分でした