レッスンで伝わる試合の雰囲気

選手が指導すると何が違うのか?

本日は、下川選手のレッスンで勉強させてもらいました。

選手目線でレッスンを行う際に職業コーチと違う点は「痒いところに手が届く」「見えない大切な点」にあると感じました。

全体の流れはもちろん大切なのですが、試合の中で何が必要になってくるのか、どういうポイントが大切になってくるのかと言う点を超オンタイムで伝えることができると言う点にあると再認識しました。

ジュニア達のリラックスさせるタイミングとピリッと集中させるタイミングは試合さながらの絶妙さ。

大切なポイントを見逃しては試合に勝つことができません。

苦労しているからこそ伝わる何かがあるのだと思います。

例えば、レシピは同じなのに料理のプロと一般人とでさが出てくるのとどことなく似ている気がします。

味付けのタイミングや隠し味の目分量、絶妙なさじ加減になるということに気づかされました。

今この瞬間にやるべきこと、特に試合においては流れに乗るポイントや、悪い流れを断ち切るポイントはとても大切になってきます。

でもこれって、今選手として歩んでいる人だからこそ伝わるものがあります。

ましてや海外でも指折りのアカデミーで練習経験のある彼は世界基準で努力の方法、決して近道はないことを理解しつつも少しずつでも前進するための打開策を持っています。

しんコーチ同様、世界基準のテニスの感じ方を体現してくれているのだと思います。

日々精進!