ダブルス前衛サーブ側の見えないオーラ

 18年目のコーチ業・・・


ず~~~~~~~~~~~~~~~~っと、思っていたことなのですが。


1ゲーム先取で回すことが多いのですが、この時の前衛って実はとても大切なんです。

※個人的意見ですが・・・


やみくもに山を張ってポーチにでても意味はありません・・・

一方でただ立っているだけでもオブジェになってしまいます。


観ているとサーブが良い人でも、この前衛の雰囲気ひとつだけで1ゲームだとブレークされることはしばしあります。


特に初めの1ポイント目のこの位置の方の取り組み姿勢は実戦でも同じことが言えると強く感じます。


簡単に1ポイント目を取れる人はサーブを打つ人はもちろんですが、この前に位置する人の雰囲気にもあります。


試合の勝ち負けは1ゲームなので一番大切ではありません。


今日も観ていて「気になる」点があったので、図々しくも訊いてみました・・・


「どこ観てるんですか?」と、笑


即答で「相手かなぁ~」と・・・


「おっ!」(感動・・・)


普通に立っているように見えても、必要な事を自己を誇示することなくアシストする。


これってとても難しい・・・


凸凹の意志(石)が川の上流から流れ落ちてくると、どんどんと丸い形になってきます。

距離が長ければ長いほど滑らかさがでてきます。

悩むことは悪ではない、悩んで凹んでも行動しないことにその問題の本質が存在します。


上手くいかないからこそ、やってみる。

出過ぎたら、一度様子を見る、俯瞰出来たら次のアイデアを創造してみる・・・


特にメインどころでない場所にテニスの神様が存在するのではないか?と感じた瞬間でした。


ミニネットを制すものもテニスを制す・・・