骨格と筋力の重要性

骨格と筋力

子供のスポーツにおいて競技志向が芽生え始めてくると必ずと言っていいほど見落としてしまうことがあります。

少しでも強い子と、少しでも良い環境でと中途半端な状態のまま高望みしてしまうことがよくあります。


精神面においてはいつもお話ししていると思いますが今回は体についてのお話です。

子供は特に骨格の大きさ、強さや筋肉の量により環境以上に大切なものがあると言うことを忘れてしまいがちです。

例えば少し大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんの中に混ざって少し上手な小柄な子がテニスをしたとします。


フットワークが良ければある程度対応できるようになりますが、根本的な体つきが子供のママのためスピード感になれる事はありますが、自分からしっかりと展開していったり、攻めていくことができなくなってしまいます。

上手くかわすことができても、強く仕留めることができなくなってしまうのです。

特に中学生と小学生とでは体つきが全く異なります、中学生の中でも1年生と3年生とでは雲泥の差、高校生になっても個人差があります。

特にテニスの技術は強くなるにつれて、しっかりと良い癖を身に付けていかなければなりません。

中途半端な技術が定着したまま高望みをしてしまうと手痛いしっぺ返しに遭ってしまいます。

強くなっていく人は必ずと言って良いほど、やるべきことを最大限やってから次の世界を望むことが多いようです。

確かに考えてみると、レベルが上がるにつれ求めるものが高くなっていく以上自分自身のことを見つめることができなければ、周りにお膳立てしてもらって、ベルト・コンベアのように流れていくだけでは強いやっていく事はできないのだと思います。

特に物理的なフォルムの成長は20歳になる頃に決定してくるためしっかりと取り組んでいくことが大切かと思います。

選手をして考えれば尚更のことだと思います。