「プレイアンドステイ」と聞くとピンと来ないと思います。
しかし、テニススクールに通っている人であれば、赤いボール、オレンジのボール、緑のボール、黄色いボールと言われるとピンとくると思います。
そして細かくクラスが分かれているところであれば「スポンジボール」のクラスもあると思います。
その前に……学問でのお話です。
足し算引き算ができたら、その間ずっと足し算引き算の問題をやり続けますか?
掛け算や割り算を始めようと思いませんか?
九九を覚えさせたりするのではないでしょうか?
ひらがなを覚えたらカタカナ、カタカナ覚えたら漢字、漢字を覚えれば本を読みなさい…
何事も少しできれば次のステップにトライしていきたい、トライさせようと言うのが人間の心理だと思います。
テニスは「黄色いボールで競技を楽しむこと」が最大の目的です。
海外に目を向けるとこのことは至極当たり前のであり、打てるようになれば黄色いボールをより早く打つことが「常識」なのです。
これほど細分化されたのは日本ぐらいだと思います。
何もこのボールを使うことが悪いと言っているわけではありません。
ボールを変えることができないことが問題だと言っています。
「変える」には2つの変えるがあります。
①定期的に交換されているのか?
いつまでたっても使い回し、使い古しのボールを使っているとテニスが下手になってしまいます、効率よくボールを飛ばすことができなくなるどころか余分な動作が身に付いてしまい変な打ち方になってしまうこともあります
イエローボール同様に交換の頻度を上げなければなりません。
②進級でつまずいていないか?
何年生までは何色のボールと言うのは運営側の都合であり、実際はある程度打てるようになれば黄色いボールに近づけることが、大人のラケットに近づけることが1番大切です。
ボールの打ち方を覚えたのであれば、または、ある程度ラリーができるようになれば、次のステップに進むべきなのです。
なぜこのようなことをお話ししたのか…
最近いろいろな問い合わせがあったり相談を受けたりすることがあり、話を聞いていたり、実際に体験を受けていただいたりすると、「なんとまぁ…」落胆と憤慨が同時に訪れることが多いからです。
何故、そこまで打てるのに小さなコートで空気の抜けたボールでプレーをしてしまっているのか?
オレンジボールを打っていたがために卓球打ちみたいになっている子、エアーの抜けすぎたボールでラリーをしまっているために、テイクバックがコンパクトになりすぎている子、ちゃんとしたボールをちゃんとしたスイングで打っていないため、ウッドラケットの時代のグリップでスイングが止まってしまっている子などなど…
運動能力の抜きんでている子は進級する事は簡単だと思いますが、不器用だけれども一生懸命な子、ちょっと背伸びすれば輝き始めるのにくすぶっている子、大人の事情に押しつぶされてしまうがためになんてもったいないと痛感してしまいます。
学問においては将来のことを考え可能性を考えより上のレベルをと考える事は悪いことではないと思います。
一方で、テニスは誰もがプロを目指すわけではありませんが、1つだけ心に留めてほしいこと「黄色のボールがスタートライン」と言うことです。
色のついたボールはあくまでも能力を開発するための手段であり、とどまるべきところではありません。
黄色のボールがゴールラインとなってしまっている小学生たちに声を大にして言いたいです。
「黄色のボールこそがスタートラインだよ!!」
本質に触れてしまう前にテニスの喜怒哀楽を体感する事ができずに、フェードアウトしてしまうことだけはないようにしていきたいと強く感じます。
しかし、テニススクールに通っている人であれば、赤いボール、オレンジのボール、緑のボール、黄色いボールと言われるとピンとくると思います。
そして細かくクラスが分かれているところであれば「スポンジボール」のクラスもあると思います。
その前に……学問でのお話です。
足し算引き算ができたら、その間ずっと足し算引き算の問題をやり続けますか?
掛け算や割り算を始めようと思いませんか?
九九を覚えさせたりするのではないでしょうか?
ひらがなを覚えたらカタカナ、カタカナ覚えたら漢字、漢字を覚えれば本を読みなさい…
何事も少しできれば次のステップにトライしていきたい、トライさせようと言うのが人間の心理だと思います。
テニスは「黄色いボールで競技を楽しむこと」が最大の目的です。
海外に目を向けるとこのことは至極当たり前のであり、打てるようになれば黄色いボールをより早く打つことが「常識」なのです。
これほど細分化されたのは日本ぐらいだと思います。
何もこのボールを使うことが悪いと言っているわけではありません。
ボールを変えることができないことが問題だと言っています。
「変える」には2つの変えるがあります。
①定期的に交換されているのか?
いつまでたっても使い回し、使い古しのボールを使っているとテニスが下手になってしまいます、効率よくボールを飛ばすことができなくなるどころか余分な動作が身に付いてしまい変な打ち方になってしまうこともあります
イエローボール同様に交換の頻度を上げなければなりません。
②進級でつまずいていないか?
何年生までは何色のボールと言うのは運営側の都合であり、実際はある程度打てるようになれば黄色いボールに近づけることが、大人のラケットに近づけることが1番大切です。
ボールの打ち方を覚えたのであれば、または、ある程度ラリーができるようになれば、次のステップに進むべきなのです。
なぜこのようなことをお話ししたのか…
最近いろいろな問い合わせがあったり相談を受けたりすることがあり、話を聞いていたり、実際に体験を受けていただいたりすると、「なんとまぁ…」落胆と憤慨が同時に訪れることが多いからです。
何故、そこまで打てるのに小さなコートで空気の抜けたボールでプレーをしてしまっているのか?
オレンジボールを打っていたがために卓球打ちみたいになっている子、エアーの抜けすぎたボールでラリーをしまっているために、テイクバックがコンパクトになりすぎている子、ちゃんとしたボールをちゃんとしたスイングで打っていないため、ウッドラケットの時代のグリップでスイングが止まってしまっている子などなど…
運動能力の抜きんでている子は進級する事は簡単だと思いますが、不器用だけれども一生懸命な子、ちょっと背伸びすれば輝き始めるのにくすぶっている子、大人の事情に押しつぶされてしまうがためになんてもったいないと痛感してしまいます。
学問においては将来のことを考え可能性を考えより上のレベルをと考える事は悪いことではないと思います。
一方で、テニスは誰もがプロを目指すわけではありませんが、1つだけ心に留めてほしいこと「黄色のボールがスタートライン」と言うことです。
色のついたボールはあくまでも能力を開発するための手段であり、とどまるべきところではありません。
黄色のボールがゴールラインとなってしまっている小学生たちに声を大にして言いたいです。
「黄色のボールこそがスタートラインだよ!!」
本質に触れてしまう前にテニスの喜怒哀楽を体感する事ができずに、フェードアウトしてしまうことだけはないようにしていきたいと強く感じます。