よく周りの環境が・・・あたかも第3者的要因が悪いように考える輩がいるが、実はそうでもなかったりする。
例えば、塾やテニスの習い事でも、志望校の合格率や大会の戦績の結果、少人数制から施設の充実度などが大切だと考える人がいる。
環境を求めて完璧なものできるのであれば良いだろう。
その分、資金も周りが割く時間も膨大なものになるだろう。
このSTEPがクリアできるのであれば咎める余地もない。
しかし、大半がこの点で妥協を強いられる。
年間1000万円、半月で600万の投資、少なくても年間300万を惜しみなく投資できる人はごく一部に過ぎない。
これはテニスの選手の海外遠征、有名カデミーの費用、有名テニス選手育成団体の費用だ。
これにさらにイレギュラー事項が発生すると費用が増える。
一方で、この環境が受けられる人物がいたとしても、「受け皿」がしっかりしていなければ宝の持ち腐れだ。
「どぶに金を捨てる」と言った言葉を発せざるを得ないだろう。
過去の経験で相当な人脈と資本を投資された選手がいた。
誰もがうらやむようなサポートだ。
しかし、結局は鳴かず飛ばずに終わった。
何故か?
「気持ち」がついてこなかったからだ。
たいていの人は外部的環境を「完璧に」求めることができないだろう。
しかし、内部的な環境は今からでも変えることができる。
「心」と「行動」のトレーニングさえ繰り返せば、それは「訓練」として成立する。
本当の意味での「強さ」はそこで必ず培われる。
東大入学生は何故か「個室」で勉強するよりも「リビング」で勉強する人が多いという。
スポーツで強く成る子は「勝ち負け」以上に「自分の言動、行動」にこだわる。
そして、日々の自分の「心の強さ/心の弱さ」と対峙している。
向き合う敵は「己」にあり!
情報空間は誰にでも書き換えられる。
だからこそ、内なる「環境」を創造していきたい。
そして、これが完遂された人は必ず自然と周りを巻き込む、良い空気を作ることのできる「存在」になることができる。
ここに立って初めて「外部的環境」を見つめ直してみると良いのかも知れない。