なぜ試合でパフォーマンスが下がってしまうのか
答えは「心地よい空間でなくなるから」です。
つまり慣れない空間で緊張してしまい、いつもの実力が発揮できなくなってしまいます。
これはどのように解決していくべきか?
まず初めに考えつく事は①試合に出てたくさん経験を積むことだと思います。
しかしなかなか試合でうまくいかない、ある程度経験を重ねていくとここの相手位には勝ったり負けたりだな、この相手にはおおよそ勝てると思う、この相手はちょっと勝てないかもしれないなどと、おおよその予測がつくと思います。
しかし、その予想裏切ってしまい、ちょっと負ける方向にシフトしていたり、全く勝てなくなってしまった場合も出てくることでしょう。
この時②普段の取り組み姿勢が大切になってきます。
Jrであれば、所属を変えたり、移籍をしたりと親御さんの大変な心労を伴いながら起こりうる、よくあるパターンですがこれはほとんどがうまくいかない。
超強い有名アカデミーであればどんどん強い子が入ってくる、奢れる者も久しからず…です。
常に1番でなければ優遇も受けることもなく、もしかして実力の順番が押してくると前いたところのほうがよかったといったケースも経験上見受けられます。
では何をしっかりとしていけば良いのか?
これは大人にも言えるケースだと思います。
結局のところ試合では緊張する事は無い人の方が少ないと思います。
しかし緊張をコントロールする事は日ごろの態度から確立することができます。
どれだけ調子が悪くても、その時できるベストの選択肢を取ることができ、最終的には相手と良い試合ができる水準をキープできます。
方法は実はいたって簡単で、「自分を持ち続けること」に尽きます。
相手の強い弱いの安易な順位づけをするのではなく自分がどうあるべきか…
1番簡単な例えは、周りとコミュニケーションを取りつつも自分のプレーには集中できる。
周りに流されないどころか切り替えの早さで、回りを引っ張っていくような存在。
もちろん当の本人は全くそういうことさえ気にもかけていない点にこの本質があります。
ボレーボレーやミニラリーひとつとっても、誰とやっても常に相手に応じて「目的」を持ちながら練習する。
自分自身に対するエフィカシーの高さが輝きます。
自分自身がやるべきことが常にわかっているから、そういった人は試合に出ても「緊張」と真っ正面から向き合うことができる、だからこそパフォーマンスが下がったとしても自分が今できることをしっかりと思い描くことができるのだと思います。
よく、「大きな壁にぶち当たって断念した」と耳にすることがありますが、そういった事はきっと地道にコツコツと向き合っていかなければならないことを乗り越えることを避けてきたがために起こってしまった結果なのだと思います。
もちろん言葉の上ではすぐにでも達成できそうな時間軸になってしまいますが、この事は人生をかけて挑んでいくべきジェリコの壁なのだと思います。
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