正しいラケット選び
基本的にラケットの寿命は頻繁に使う人で1年から1年半、週2回の方でも2年から3年にいちど見直した方が良いと言うのが持論です。
それを踏まえた上で大切になってくるのはラケット選び、決して安くない買い物なので悩むこともあれば、1種の衝動買い的な要素で購入してしまうこともあるでしょう(笑)
ラケットを変えると言う点では前向きな行動なので、皆様の背中を思いっきり突き飛ばすほどの勢いで手を差し伸べたいと思います。
しかし、大切なのは自分に合ったラケット選びなのかどうかと言う点にあります。
フェデラーや錦織が好きだからと言って好んで使う事は良いと思いますが、必ずしもパフォーマンスが上がるという訳ではありません。
大切なのは次の点にあると思います。
①適切なスイングができた上でボールを受けているか
②デモンストレーション用のガットが新しく、自分のものが張り替え寸前のものでないか
③今使っている自分のラケットが2年、3年と劣化しているものではないか
④期待に胸を膨らませていつもより思い切ってラケットを振っているのではないか、また反対に丁寧にスイングしていくことで心地よく感じているのではないか
この4つは特に私自身がお客様にラケットを進めるときに注意してできている点です。
そしてその次に双方ともに納得したのであれば次のことを意識していただくように情報を伝えます。
A.今の自分にぴったりと合ったラケットが良いのか
B.少し上の技術や、パフォーマンスを目指すことを求めているか
C.今よりも(技術力は上がらなくて良いので」スペックダウンしたラケットの方が良いのか
D..超絶高いレベルを目指すために背伸びしても使った方が良いのか
おおよそですがこの4つに目的を絞っていきます。
私個人の意見としては、やはり練習をしているのであれば少しでも上のレベルを目指すべきラケットを推奨するようにしています。
一方で、試合に出ている方は今の自分の平均的なスイングを考えながら長時間の試合に耐えられるように今の自分の力に合ったラケットチョイスもをされるケースがあります。
さらには疲れた時ように少しグレードダウンをしたラケットを一本サブラケットとしてご購入されている方もいらっしゃいます。
超背伸びしたラケットを使う場合は、練習などにおいて自分のパフォーマンスを極限までに上げるために使うケースとしてお勧めすることがあります。
例えばフェイス90のラケットであれば、なかなか真ん中に当たらない、でも当たったときの爽快感は桁違いに良く、そこで適切な加速やスイングの方法、本当のクリティカルヒットを覚えることで通常スペックのラケットの感覚を良くすることもできます。
しかしこれをすぐに試合で使うと言うのはリスクが高すぎるためオススメはできません。
せめて練習マッチなどでトライされることをお勧めします。
超背伸びしたラケットなのですが、実はその昔、ミハエルシュティッヒのVACCUM PRO(フィッシャー)が小さなコミュニティーでブームになった頃がありました。
今考えてみると、その当時に愛をいただいていたお客様たちも現在を見ると個性はそれぞれありますが皆さん、卓越したフォアハンドをお持ちです。
ディベロップメント段階において背伸びしたラケット練習で使う事は意外と目的によっては良いのかもしれません。
定期的に行わなければならないラケット選び、しかし、しっかりとした基準を持って選んでいきたいものです。
もちろんラケットとガットの組み合わせも大切になってきます!
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