87歳のニックボロテリーさんが、セミナーで熱弁されていました。
世界ナンバーワンプレイヤーを10人以上輩出しているカリスマ中のカリスマコーチです。
自身は特にトップテニスプレーヤーとかではなかったのを記憶しています。
僕としてはテニス界の野村克也、平井伯昌コーチを目指していますが、彼はまさにテニスの中では超優秀なコーチです。
演説の中で彼が繰り返して言っていた言葉が、「あなたが誰であろうと何者かであろうとチャンピオンになる資格がある、またはなることができる」といったものでした。
そして同時に「何年かかるか分からないし何年かけても正しい方向で進むことができれば実現可能なものである」と述べていました。
前半の言葉には誰もが期待を持ち夢を持つことができる素敵な言葉だと思います。
後半の言葉にはそれだけの覚悟があるか、それだけの熱量があるかと言うものを問われているものだと思います。
うまくいかないと2、3年位でいろいろな理由をつけて諦めてしまう人が多いです。
もっと少ない人は数ヶ月位で頓挫してしまいあたかも全力を尽くしたように落胆してしまうことが少なくありません。
この後者の言葉の深さには繰り返し聞くたびに回数に比例して18年目の指導者としての志を再認識させられました。
まだまだ小童です。
この言葉の意味を深く噛み締めながら引き続き精進していきたいと思う最近でした。
※元ネタ、ニックボロテリー氏
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