先日はご参加いただきました皆様ありがとうございました。
「どんな内容ですか?」とお声を頂きましたので、Blogに書かせていただきます。
基本的にテニスは「ラリーのスポーツ」です。
今回は「シングルスを楽しく掘り下げていく」が僕の中のテーマでした。
牧野コーチがレッスン生として参加してくれていますので、実質2人コーチのようなものですね(笑)
シングルスというと「苦しい」「辛い」「しんどい」とか思われがちですが、意外とやってみると楽しくすべてのボールに対して自分の責任がありますので「相手に申し訳ない」とついついダブルスが得意でない方にはもってこいだと思います。
また、シングルスをすることでコースや深さの大切さ、展開の大切さに気付けたりします。
女子に限定したのは男子は吉川選手たちが開催してくれているのと、女子ならではのボールや展開を体感して頂きたい、コーチとしては唯一の女性で良いボールを打ちますので身近なスイングのお手本になると思いました。
実際に男性のボールだと筋力などで物理的に優位に立ってしまう事から参考にならないケースもあります。
(それはそれで良い点もたくさんあります)
ただただつなげるテニスは楽しくありませんがしっかりと打っていく中での女性同士のラリーは変性男女を彷彿させます。
皆様タフで、熱心で少数精鋭部隊として、ガチンコテニスを一心不乱に共にボールを打ち合いました。
さて、前置きが長くなりましたが簡単にメニューのご紹介をしていきたいと思います。
写真をご参考ください。
1~3は基本的な手出しの定番メニュー
2列でセンター戻り(1)
左右のボールを交互に打つ(2)
回り込みのフットワークと展開を意識して球出し(3)
手出しの球はスイングスピードを上げることやしっかりとボールに入る確認にもなります。
その後はラケット出しで左右のパターン(4)
フォア→バック→アプローチ→ボレー→ボレー(5)
逆パターン(6)
しっかりとコートの中での動きの中で打球する動作とその中でコートの大きさを意識する狙いも含んでいました。
コーチ前では、シングルスでは特にラケットヘッドの加速とコントロールがより大切になってきますのでコーチ前ではロングラリーで赤い三角コーンをターゲットに、お客様同士ではサービスラインにマーカーをおき、スイングコントロールの練習をおこないました。(7)
一定のラケットスピードでおおよそターゲットの回りにボールを落としていくのはシングルスの基本です。
その後はクロスのラリー、余裕のある方はシングルスを想定してセンター戻りを意識して頂きました。(8)
次に行ったのは「切り返し」「展開」の練習です。(9)
クロスに返球後、ダウンザラインを狙ってもらうセット練習の繰り返しを1分×2セット、お客様同士はボレーボレーでタッチの練習をおこないました。
切り返す約束事を作ることで「1」どこまでのボールが展開できるのか「2」新しい展開の可能性を感じ取ることができます。
チャンピオンゲームの前にサーブ練習。
今回は少しでもシングルスの楽しさに触れて頂ければ嬉しく思います。
それにしても皆様、タフの一言に尽きました。
ありがとうございました。
こちらの企画はビジター様でも対応可能ですので興味のある方はお待ちしております。
次回は8月10日(月祝)8月23日(日)となります。
よろしくお願いいたします。
ご参加お待ちしております!