国内テニス留学、海外との温度差①

ちょっとタイトルは大げさですが、最近割と(コロナの影響でのオフィスワークの携帯が変わったのもあるのか)疑問を投げかけられることが多いので私の経験上でのお話ですが差し上げたいと思います。
私の経験上でのお話ですが差し上げたいと思います。




「考え方/思想」

まず、自分のやりたいことに対して積極的なのが欧米諸国なのだと思います。

もちろん各国によって差はあると思いますが自分自身の意見を主張することが大切になってきます。何かやりたいと心に決めたのなら応援するのが親御さんや家族のスタイルです。

もしかすると、志しの高い人たちが周りにいただけかもしれませんが、皆アカデミーに短期長期で留学してくる外国の子はどんなにテニスがへたくそでも僕はプロになるために頑張っているといった気概を持って臨んでいます。

そして自分の思っていることをはっきり伝えることができたり、他人とのコミュニケーションの取り方がしっかりできています。

特に私が感じたことは(これはテニスのみならずですが)、例えばなりたいものがあるとしますお医者さんだったり弁護士だったりテニス選手だったり、サッカー選手だったりなどなど、生粋の日本人はたいていは〇〇になりたいと思う感情と、〇〇になることができると言う可能性の上での事実をごちゃまぜにして、言葉を濁したり、照れ隠し的な苦笑いをして事なきを得ようとします。

一方で彼らは僕は〇〇になりたい、そのためにここに来ているといった形で目的意識が明確です。受験1つとっても自分が合格したい高校や大学があるにもかかわらず、できるだけ良いところに行きたいと漠然な表現をします。

謙遜と思いやりは日本人の良い道徳観でもありますが。
自分のなりたいもの、やりたいことに対して明確な意思を示すことができない事は大切な場面での選択肢の上で、判断力を欠いてしまいます。そして判断力が曖昧であれば決断力もおのずと間違ったものとなってしまいます。

「〇〇したい」と「〇〇する」の違いは幼少期から培うべき人生の上で大切な感性なのかもしれません。

つづく