深刻なニュースと反比例して公園には子供たちがぞろぞろ、これをイロニーと取るのか？将来の財産と取るのかはこの時期に関わっていく大人たちの姿勢にあると思います。
お使いでマスクを買いに一人旅に出て見事小さな成功体験を収めた子もいれば、夏休み以上に夜更かしをしてしまい目の下に真っ黒な隈をこさえてレッスンに来てくれた子達もいました。
中には、自分が将来やりたいこと、自分が興味があることをノートに書き記すといった指令が下されたお子さんもいたようです。
こういった直に悲観しすぎるよりも、子供たちに伝えなければならないことを整理して示唆していくことが大切なのだと感じます。
普段適当になりがちな手洗いうがいや、身の回りの整理整頓、清潔ということや抗菌の意味をしっかりと学んでいくことはこの時世もあって意外と心に落ちていく、学びやすい機会ではないでしょうか？
中にはYouTubeなどをうまく活用して「コロナウィルス対策」について「僕、こう思うんだけど」的なことを話しに来てくれる子たちもいます。
荒野に解き放たれたときその人の性質や本質が見えてきます。
慌てふためく子もいれば、心穏やかにのんびりできる子もいます。
これは海外留学を引率させていただいた時に強く感じたのですが、引っ込み思案な子が1人になった途端すごく自立し始めて自分のことは自分でする、コーチにベッタリではなく必要なときだけ会いに来る。反対に毎日親や友達と連絡を取り合ったりする子もいます。
今回の長期休暇で学べること、それは将来子供が「自立していく」時に必要な何か?を学ぶ良い機会なのかな、と思います。
僕たちはテニスを通じてしか交流できませんが、しっかりと直接的間接的問わず楽しい未来を提供していきたいと思います。
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