【材料】
ゴールネット、布切れ、テニスコート
【実施人数】
1人以上
【効果の期待できる人】
発達前の背の低いジュニア、グリップの厚い人、回転をかける意識を鍛えたい人
サーブが苦手な人の多くは、自分のスイングに対してボールがどのように飛んでいくか、または落ちていくかがわからない、イメージが極端に乏しいことから苦手意識が生まれます。
主たる原因は「スイングをしてボールを落とす」イメージが頭の中でうまく構築されないからです。
特にセカンドサーブや、ここぞというときのファーストサーブで回転をかけるときに大切になってくるのはラケットの前に振っていく力+ラケットヘッドが加速してボールを薄く面でとらえる点にあります。
思いっきりスイングしているのにスピードが出ないがそのエネルギーが回転のエネルギーに変わることがイメージできないとサーブに対する苦手意識が定着してしまいます。
また、グリップが厚い人は手のひらの感覚よりも手首の間違ったスナップでボールを当てる感覚が強いためラケットの加速を体で感じることができなくなってしまいます。
こんな時に役に立つのが「視覚でとらえるサービス練習」になってきます。
特にジュニアのディベロップメント段階の子たちは視覚的にストレスをかけることで本能的に正しい方向に体を使おうとします。
写真を見ると分かりますが目の前に大きなゴールネットがあるとボールを高いとこで取ろうと、そして腕を上に振り上げようとします、そのため手のひらでボールを捉える感覚が強くなりラケットを媒体として回転を意識するようになります。
結果としてきちんとスイングができるとコートにボールが収まるようになるため、良いサーブの成功体験のイメージを本能的に感じることができます。
これを繰り返していくとラケットを持ってサーブをコートに入れる感覚を「体得」できます。
ぜひよろしければトライしてみてくださいね♪
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