テニスに必要なジョハリの窓から指導者の質を学ぶ

研究発表をした2人の名前を合わせて呼称しています。

内容は下記の4つに分類されます。
※宜しければ写真もご一緒に

①「自分が知っていて他人も知っている」

②「自分が知っているが他人は知らない」

③「自分は知らないが他人は知っている」

④「自分も他人も知らない」


自分=生徒目線と仮定すると、一般的に指導者は③番を求められます。


但し、コーチングの難しい点は①が「生徒=指導者」となっているかが問題点となります。

→受け手側が、勘違いをしている
→受け手側が、受け入れる気がない
→受け手側が変わるつもりだけど、指導者側の理論が古いまま

これは趣味のレベル、競技のレベル問わず、2人の心が通じ合わなければいけません。


②はコーチとしての勝負どころ、その人が得意に思っていること、実は自負している点、心技体問わず、何が秀でてるかを見抜く力が問われます。
心を通わせるポイントはここにあると思われます。


③こちらは指導者側がどれだけ勉強し続けているか、学び続けているかによって、生徒に「毒」を与えるか「特効薬」になるかが分かれてきます。
服毒され続けた結果、「壁にぶち当たる」や「スランプ」や「限界」と言った言葉に脳を侵食されてしまいます。
対して、少しずつ言葉の栄養を与え続けると心の基礎と発想の本質を培えます。
悩む前に行動する能力が身につきます。


④はどちらも知り得ていないため関係ないと思いがちですが、指導者にとって「感覚」「経験値」「常識の外」の能力が問われる場面となってきます。
われわれ指導者はこの能力をフル活用して取捨選択、創意工夫を積み重ねて試行錯誤、何通りもの考えを積み重ねた結果、ふとした拍子に頭をよぎり③として伝える結果となる事だと思います。


ジョハリの窓、まさか指導法として活用できとは思いもよりませんでした☆


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