イチローが長年取り組んでいる初動負荷理論と言うトレーニングがあります、施設としては【ワールドウイング】と言う名称で同市川市内にも1つ施設があります。
杉山愛さんのグランドスラム連続出場記録やパフォーマンス向上の一端を担ったとも密かに話題にあがったトレーニング理論でもあります。
当校スタッフや選手も合計6名通っています。
簡単に言うと【怪我を予防】して【パフォーマンスを最大限に向上させる】マシーンを使ってトレーニングをするジムです。
一体なんの話をしているのか?
実はここのトレーニング理論の提唱者の小山裕史先生曰く、「人間同じ体なのだから高齢者もアスリートも同じマシーンで同じ効果が得ることができる」
言葉はこの通りではありませんが、肩甲骨と股関節の可動域を広げて、神経系の筋肉伝達を同時に向上させる(共射)事は高齢者を含む一般人から凌ぎを削るトップアスリートまで必要な身体能力なのです。
テニスにおいてもプロだから打ち方が違うとか初心者は軽いラケットを使わないと行けないとかそう言う理論はおかしかったりするんですね。
代表的なのは非力な小学生やこれから筋肉が発達する中学生に「パワーをつけたいから筋トレしなさい」と言う指導者達。
パワーは【筋力×スピード】なんです。
だから筋トレをしてもスピードが落ちればパフォーマンスが上がらないし、重さだけ増えれば怪我にすらつながります。
繰り返し動作をおこなえば必要な筋肉もつきますし、トレーニングを全くなしにトーナメントプレーヤー顔負けの凄いショットを打つ運動苦手、学生時代は帰宅部の一般人の小柄な主婦の方を知っています。
つまり、短絡的に他のことをするなら少しでもテニスに打ち込む時間を作った方がより効果的だと言うことです。
そして、そこで出てくるテニスの技術が【ストローク】と【サーブ】、とりわけストロークはもはやスクールによって千差万別、その殆どが【プロの打ち方ではない】指導方法が多いのです。
それ自体は「楽しく楽しむ」のみなら
→打点から逆算してそのまま真っ直ぐ引いて
→ラケットを立てて後ろに引いて
→ボールを打ち出す方向に真っ直ぐ押し出して
これらの方法で問題ないと思います。
部活でもスピンをかけたいならワイパースイングをと手首を痛めさせるように仕向ける指導をするコーチもいるようですが、今はそのような打ち方はしません。
【エッグボール】や【ジャイロボール】を打つためには筋肉ではなく【正しい運動連鎖】をするための【理にかなったテークバック】が必要なのです。
そしてその繰り返しのみが、今、ローランギャロス(全仏オープン)で活躍している選手と同じボールを打つことを可能にします。
女性の多くは
→ヘッドが立ったまま
→リスト偏重のスイングをする
→足の使い方が適切でない
ため、ストロークの上達がボレーのそれに大して反比例しがちです。
男性も割とその傾向が強かったりします。
最後になりますが、それを自動的に改善するのが写真の将来の有望株の笑顔のJS選手達が抱えてる赤いコーン!
技術を磨くクラスでは必須アイテム!
最近の【流行り】です。
ヘッドが、落ちる感覚と加速される感覚を身につけることができます。
当校では今のストロークの理論を全てのコーチが提供しております。
正しい理論を学んで基礎をしっかり磨いて繰り返し取り組むことこそ本質的な上達の近道です。
※YouTubeに練習方法は後日アップしますね
(てにしんぐTVに後日更新、宜しければ登録お願いします)