テニスの上達の過程で一番難しいのが"ラケットヘッド"をまわすこと。
もっと簡単に言うと、"速くしっかりフォロースルーする"ことでボールに伝わるエネルギーをスピードではなく回転のエネルギーに変えていくことです。
これは手元の感覚になるため
●足の向き
●踏み込み方
●コントロール
を優先的に意識させてしまうと【今のレベル】での技術の完成になってしまうため大きくステップアップできなくなってしまいます。
特にフォアハンドストロークとサーブが顕著になることが多く、サーブでは厚いグリップ、ストロークでは薄いグリップといった皮肉な感じになってしまいます。
※サーブのグリップは薄く、ストロークはある程度厚いのが理想的
老若男女共通して言えるこの点は多くの指導者の陥りがちな盲点です。
本日はヘッドを回す球出しからスタート、運動連鎖(下半身の力を伝える)をラケット(手の感覚)に伝えるのをテーマに膝を自然と曲がる状態を作る球出しからスタート!
コーチ前では半面はターゲットラリー、半面はしなりを意識するメニューを実施しました。
サーブでも同じテーマでラケットヘッドをまわす練習をおこないました。
ラケットワークってショットごとに違うように思えるのですが意外と共通点があります。
本日もありがとうございました。