テニス肘になる可能性をチェック!ワースト5

うちのコーチ達はお客様のグリップをよく見ます!

打ち方は勿論ですが、グリップの汚れが力が入ってるポイントを確認するためやラケットを滑らせて破損したり、腱鞘炎や握力低下、TFCC損傷などの予防のためでもあります。

ところが、今日、驚いたのは大人のクラスのお客様、しかも週1、インドア?なのにめちゃくちゃ汚れていました。

え?っと思い、聞いてみると、やっぱり、笑

暇を見つけて素振りやイメトレに明け暮れていらっしゃるとの事でした。

これは凄く嬉しいことでもありますし、たった1回の90分のためにBESTを尽くして頂いていると言う証だなぁとコーチ達も気が引き締まりました。

人一倍、台になって走り回るコーチ以上に全力でレッスンに挑んで頂くことに感謝。

相乗効果?

師弟共に言い訳ができないように退路を断つ、お互いを高めあっていることに気づかされました。

気がつくと結構、みなさん、グリップに努力の結晶がありました、笑

ジュニアで頑張ってる子以上のストイックさはまさ脱帽のふた文字が彷彿されます。


さて、テニス肘!

なってしまう可能性がある
【Worst5】は??

1.打ち方
※特にバックボレーやスライス系のもの、片手バックハンドにも見受けられます

2.ガット、ラケット(同順位)
※切れないから張りっぱなしにしている、ラケットは劣化しているのに変えない、よく「新しいものは飛ぶ」と言う人がいますが、飛ぶのが普通の状態です、ガットは24時間以上プレーして溝が大してできなければご本人に合っていません。1番タチが悪いのは、ラケットに何年もガット(しかもポリガット)を張ったままだとフレームやグロメットにも圧がかかり損傷の原因になります。輪ゴムを腕にしていて気がつくと跡ができているのを思い出してみてください。
ゴムではなく硬い物質で圧をかけ続けていると思うとゾッとしませんか?

4.グリップ
本日のテーマにもありましたが滑ったり、ゴムの質感が落ちているとインパクト時のグリッピングが著しく落ちてボディーブローのような衝撃を受け続けると考えてみてください。思いつかない間に大きな疲労の蓄積が肘を蝕みます。

5.重りやラケットのバランス
トップに重りを張ったり、上が重い(経験上ではBP330mm以上の大きい数字)とストロークをしっかり打つとヘッドがこねるように回ってしまうため運動連鎖から逸脱した捻りが加速されるため一発ノックアウトされます。
女性がデカラケットのまま心機一転、強いボールを打とうとするとあっという間にテニス肘!ってのはかなりあります。また、ストロークの教え方が古かったり、ワイパースイングをさせて回転をかけさせてしまうと選手生命のピンチ!(*゚▽゚*)
回転運動を教えてくれる最近のテニスを勉強しているコーチに師事しましょう!

よく、プロだから!って言いますが、敢えて苦言を呈するなら、プロだからこそ、【無駄・無理・無茶】の少ない洗練された技術なのです。
つまり、プロの打ち方を真似することは悪くないのです。

勿論、フォーカスする視点と段階的に意識するポイントを示唆する必要はあります。

明日はいよいよMerry Christmas^_^eve!